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「貸す」「借りる」そういった概念が生まれるには、
物資が豊富な世の中である必要があります。
まだ、小さな共同体で、周りに交流する共同体がない場合には、
その共同体が得た物資は、すべてその共同体のものであり、
どんな品物でも同じ共同体の物を、
貸すとか借りるとかするということは生まれません。

いまでも、アフリカの奥地に行くと、
獲れたものは魚であれ、獣であれ、すべて共同体で分け合うため、
それが普通なので誰かが獲った物をもらったとしても、
特別ありがたがることはないそうです。
誰かが獲ったものは、すべて共同体の物なので、
自分の物をもらうわけなのですから、
特別な感情が生まれるわけもないということでしょう。

ところが、物資が豊富になり、それが流通するようになると、
とたんに様子が違ってきます。
市場流通
初期の流通では、どのような物も
物々交換で交換されていました。
ところが、欲しい物がある同士上手く出会えばいいのですが、
要望を満たすような相手と出会うのは大変です。
自然と市場ができるようになり、
その市場で品物を貸す場合もあれば、
品物を借りる場合も出てきます。
それができるのは、お互い顔見知りであるからできたのでしょう。
もう少し市場の規模が大きくなると、物々交換では追い付かなくなってきます。

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